イベント情報
めざせ、子どもシェフ! - 食と農のとびっきり体験
第21回 集まれ!子どもシェフが腕をふるう(卒業祝賀会)
日時 | 2023年03月19日(日) 9:30~14:00 |
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場所 | 女性総合センター アイム料理実習室 東京都立川市曙町2-36-2 (JR立川駅北口徒歩5分) |
対象 | 小学5年~高校2年生(本人のみの参加) |
定員 | 20名 |
費用 | 500円 |
持ち物 | エプロン、三角巾(バンダナやキャップ)、タオル(ハンカチ)、筆記用具 |
主催 | NPO法人市民科学研究室 http://www.shiminkagaku.org/ NPO法人ポラン広場東京 |
申込み | 案内チラシをFAXするか、申込みフォームよりお申し込みください |
問合せ | NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:中村) 〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11 0428-22-6821 (受付時間平日09:00~17:00)
office@polano.org |
招待した人に料理を振舞います
春からはじまった「めざせ、子どもシェフ!」ですが、いよいよ最終回となりました
今回は応援してくれた家族やお友達を招待して作った料理を振舞います。事前に予算(一人上限1,000円で2~3品調理)やチーム編成、メニューなどを話し合って決め、当日に臨みます
考えたレシピ
- 五目ごはん
<材料>
米…3合、生しいたけ…2枚、にんじん…1/2本、ごぼう…1/4、油あげ…1枚、水…500~510ml、しょう油…大さじ3、みりん…大さじ3、かつお平けずり…2枚、こん布…10cm、しめじ…1パック、まいたけ…1パック
- お米を3合といでざるのまま30分水にひたす(タイマー)
- 材料を切る。なるべくこまかく
- お米のざるの水を切って内がまに入れる
- 調味料を作る。みりん、しょうゆ、水を合わせる
- 4を内がまの目もり3を見ながら入れる
- 具材を入れる。こん布、かつお、しいたけは最初に入れる
- スイッチON ※ふつうコース
- たけたらまぜる(十文字)
- マカロニサラダ
<材料>
マカロニ…80g、玉ねぎ…1/4個、きゅうり…1/2本、にんじん…1/4本、ハム…2枚、マヨネーズ…大さじ4、塩…少々、こしょう…少々、サラダ油…少々
- 玉ねぎは、たてにうす切りにしてザルに、にんじんはせん切りにする
- マカロニをゆでる。残り1分になったらにんじんを一緒に入れる
- 玉ねぎが入ったザルに、ゆであがったマカロニを入れてサラダ油を少しまぶす(マカロニの熱で玉ねぎに火を通す)
- きゅうりを輪切り、ハムは短冊切りにする
- マヨネーズで和える。ボウルに玉ねぎにんじん、きゅうりを入れ、マヨネーズを加えてよく混ぜたら、マカロニとハムを加えてさらに混ぜる
- 塩、こしょうで味をととのえる
- からあげ
<材料>
とりむね肉…3パック(約900g)、しおこうじ…大さじ1くらい、しょうゆ、みりん…各大さじ3くらい、しょうが、にんにく…3cm (チューブの) 、片くり粉…適量、油…適量
- とりむね肉をしおこうじ、しょうゆ、みりん、しょうが、にんにくをいれ、2~30分つけておく
- 2~30分つけ終ったら片くり粉につけて油であげたら完成
ポイント:うらも表もしっかり!!
- フライドポテト
<材料>
新じゃが…2ふくろ(約10こ)、米粉…適量、塩…適量
- スティック状にきる
- 水につける(15分くらい)
- 米粉をまぶしてあげる
- 塩をかける
- 甘酒ミルクもち
<材料>
甘酒…250g、豆にゅう…800ml、かたくり粉…100g、塩…2つまみ、流しこむバット…中サイズ2つ、きなこ…適量
- 甘酒、豆にゅう、かたくり粉、塩を深めの鍋に入れる
- 最初は中火でまぜる
- 重たくなってきたら弱火にて3分から5分、なめらかになるまでこげつかないように練る
- バットに入れてラップをつけて平らにならす
- 冷蔵庫に15分くらい入れる。もしくは入れない
- きれ目を入れて完成
ポイント:食べるときに好みできな粉をふる。冷やしすぎるとプルプル感がなくなるから要注意
考えたレシピ
- くるみパン(8個分)
<材料>
強力粉…200g、全粒粉…20g、砂糖…10g、インスタントドライイースト…4g、塩…3g、はちみつ…10g、卵…30g、牛乳…150g、無塩バター…10g、くるみ…70g
- くるみを空焼きし (150℃、10分)刻む
- 卵・牛乳・無塩バターは常温
- オーブンを190℃に予熱
- ボウルに強力粉~塩を 入れて混ぜ、はちみつ~ 牛乳を加えてこねる
- 滑らかくなったら無塩バターを加えて更にこねる
- くるみを混ぜる
- 密閉したボウルでサイズ2倍まで発酵させる
- 8等分にして丸め、ぬれ布巾をかけて15分置く
- つぶして切れ目を入れる
- ふっくらするまで二次発酵 (つや出し卵をぬる)
- オーブンで10分焼く
- Vegan餃子(20個分)
<材料>
にら…1束、オートミール…2カップ、しょうが…1かけ、キャベツ…半玉、にんにく…1かけ、しょう油…50ml、皮…20枚
- 刻んだ韮、オートミール、刻んだキャベツをボウル に入れて混ぜる
- しょうが、にんにくをおろし、 しょう油と混ぜる
- 1と2をよく混ぜる
- 皮につつんで焼き色が 出るまで強火で焼く
- 水をかけて弱火で蒸す
※Vegan(ヴィーガン)
ベジタリアンは肉や魚を食べない人。その中でも日々の食事の中で肉や魚、卵、乳製品、はちみつなど動物性のものを食べない生活をする人がヴィーガンっていわれているよ
考えたレシピ
- シフォンケーキ
<材料>
ココアパウダー…20g、米粉…60g、砂とう(黄)…大さじ2、砂とう(白)…大さじ3、水…30cc、卵…3個、油…30ml
- オーブンを170度で予熱
- 卵を卵黄(大ボウル)、卵白(冷蔵庫)に分ける
- 卵黄に砂とうを加え、まぜる
- もったりしてきたら、油を入れ、まぜる
- まざったら、水を入れ、まぜる
- 米粉を入れ、しっかりまぜる
- 卵白は冷蔵庫から出し、まずまぜて砂とうを1/3ずつ入れ角が立つまでまぜる
- 5にメレンゲを1/3いれまぜるを×3回くり返す
- 型に入れ、170℃のオーブンで35分焼いて完成
- ツナと小松菜の和え物
<材料>
小松菜…1袋、ツナ缶…1缶、のり…1枚、塩…適量
★ごま油…小さじ2、★醤油…小さじ2、★砂糖…小さじ1 - 小松菜をゆで冷水に取ってしぼる
- ボウルに小松菜、汁気を切ったツナと★の材料、のりを入れる
- 塩で味を整える
- きゅうりのつけもの
<材料>
きゅうり…2本、塩麹…大さじ2
- きゅうりを切る
- きゅうりと塩麹を袋に入れ、もむ
- 時間を置き、出したら塩麹を洗い流す
考えたレシピ
- ポトフ
<材料>
大根…1/3本、人参…半分、こんにゃく…200g、キャベツ…小1/4、ウインナー…10こ(ひとくちサイズ)、水…4カップ、塩コショウ…適量、コンソメ…1こ
- なべに水(4カップ)入れる
- 大根、人参、ウインナーを食べやすい大きさに切る
- 塩をふってアク抜きをする
- なべの水がふっとうしたらすべて入れる
- 野菜がやわらかくなったら塩コショウ、コンソメを入れて味を整える
- フルーツサンド
<材料>
クリーム…200g、いちご…1パック、食パン…8まい、さとう…15g
- 食パンのみみをきってフルーツを切る
- 生クリームをあわだてて、パンにぬる
- 切ったフルーツをのせて、上にクリームをぬりその上にパンをのせる
- だんめんがきれいになるように切って完成
- 豆苗ともやしのサラダ
<材料>
豆苗…1袋、もやし…1/2袋、さとう…小さじ2、しょうゆ…小さじ2、ごま…小さじ1
- 豆苗、もやしを600Wで2分あたためる
- ごま、さとう、しょうゆを入れてまぜる
- パン耳ポッキー
<材料>
パンの耳、板チョコ…1まい、かざり…チョコペンなど
- 食パンの耳をたて半分に切る
- 切った耳をオーブンに入れ、180度で10分やく(カリカリになるまで)
- チョコレートを湯せんでとかす。手にもつ部分はのこしてパン耳にチョコをかける
- クッキングシートにのせて、かわかす
- デコレーションして完成
振り返り&卒業祝賀会
- 5月からあっという間だった
- もっと色々なものが作れるようになりたい
- 大学生になったら自炊も必要になると思うのでそれまでに他にもレパートリーを増やしたい
- ケーキやお菓子ももっと色々作れるようになりたい
12時に招待していた家族や友人を調理室に招いて卒業祝賀(試食)会を開きました。調理実習では料理の技だけでなく、実生活に根をさした買い物から無駄のない献立や作り置き、保存食や食材の保存について学び、生産現場の見学ではどんな風に作られているのか、生産者がどのような思いで生産しているのかを知り、大切にいただこうと考えるようになってくれた子たち。一年弱でしたが、料理に対するハードルが下がったり、ますます興味を持って新たな挑戦をしたいと言ってくれた子が多かったのが嬉しくもあり、頼もしく感じました。これからも色々な事に積極的にチャレンジしてくれることを祈っています!
講師紹介 上田 昌文(うえだ あきふみ)氏
市民科学研究室 代表理事
市民研は暮らしの中にある科学技術“リビングサイエンス”(=生活を基点にした科学技術)という概念を手がかりに、様々な角度から「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアを実現していこうとしています。子ども料理科学教室は、市民科学研究室が開発した科学実験と料理の技の習得を結びつける、実験しながら料理を作ることで「なぜこの調理法でうまくいくのか」を五感で探求できる新しい食育プログラムです
2022年度「食育活動助成プログラム」の助成を受けています