イベント情報
めざせ、子どもシェフ! - 食と農のとびっきり体験
第5回 旬の野菜でおかずを作る
日時 | 2022年07月10日(日) 9:30~13:00 |
場所 | 女性総合センター アイム料理実習室 東京都立川市曙町2-36-2 (JR立川駅北口徒歩5分) |
対象 | 小学5年~高校2年生(本人のみの参加) |
定員 | 20名 |
費用 | 500円 |
持ち物 | エプロン、三角巾(バンダナやキャップ)、タオル(ハンカチ)、筆記用具 |
主催 | NPO法人市民科学研究室 http://www.shiminkagaku.org/ NPO法人ポラン広場東京 |
申込み | 案内チラシをFAXするか、申込みフォームよりお申し込みください |
問合せ | NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:中村) 〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11 0428-22-6821 (受付時間平日09:00~17:00)
office@polano.org |
野菜について知る
まずは上田さんから質問。「皆さん、どんな野菜を食べたことがありますか?どのくらい野菜の種類を知っていますか?」
参加した皆さんからは、なす、大根、きゅうり、レタス、じゃが芋、にんじん、玉ねぎ、トマト…と答えがあがってきます。プロジェクターで投影された野菜を見ながら次々その名前を答えたり、旬の季節をあてたりしました。
また、食べているのはどの部分?の質問も。「葉を食べる」「実を食べる」「根を食べる」「花やつぼみを食べる」色々出ました
野菜を使った料理の名前は知っている?
・今までに食べたことのある野菜を使った料理には、どんなものがありましたか?みんな次々に答えます
また、上田さんがスライドショーで次々と料理の写真を見せながら「何ていう料理名?」と質問
野菜炒め、ほうれん草のおひたし、筑前煮、焼きナス、サラダ、きんぴら、etc.
煮てるの?焼いてるの?蒸してるの?炒めてるの?
写真を見ながら、各班でこれから作る二つの野菜料理について、野菜の選定やその調理方法などを考えてみます
- <野菜を料理しよう>
- 条件
・他の班とうまく分けて3~4種類の野菜を使う
・2品の野菜料理を作る
・できるだけ使い切るようにするが、残ったら保存の仕方も考える
- <野菜を買う時に>
- ・選んだ野菜の金額を考えてみよう
・買い方の工夫は何かあるだろうか?
この時期にスーパーに並んでいる野菜の価格を確認しました。また、買い方の工夫としては、旬のものを選んだり、値段が安定した野菜(もやしや豆苗)などを混ぜる、無駄なく使うためにカット野菜や冷凍野菜も検討してみる、安い時にたくさん買っておいて下茹でして冷凍したりするとよいことなどを学びました
野菜の上手な保存法
レタス:芯の部分につまようじを3~4本刺して、新聞紙で包んで冷蔵庫に。しんなりしてしまったらぬるま湯に5分くらいつけると復活!
ほうれん草:下茹でして、食べやすい大きさにカットして冷凍保存。ラップの上に薄く並べて空気を抜きながら包み冷凍すると、使う時にも欲しい分だけ取り出しやすい
玉ねぎ:スライスしてチャック付き袋に入れて冷凍すると飴色玉ねぎを作る時におすすめ
きのこ類:しいたけは軸を根元で切り落とし、かさだけの状態に、しめじは石づきを切り落として小さくほぐしてチャック付き袋にいれて冷凍保存。きのこ類は洗わずに保存する
カボチャ:種やワタから傷み始めるのでそれらを取り除き、食べやすい大きさに切り、チャック付き袋で冷凍
トマト:ヘタを撮ってきれいに洗い、キッチンペーパーなどで包み、保存容器に入れて冷蔵。生食しない場合は冷凍がおすすめ
常温で保存する
白菜(新聞紙に包んで立てておく)、じゃが芋(光に当てない)、さつま芋(新聞紙で包む)、ニンニク(ネットやカゴにいれて吊るす)など
冷蔵室で保存する
大根や白菜、キャベツやレタスのカットしたもの(ラップで包みポリ袋に入れ、切り口を下にして)、ねぎ(3等分くらいにカットし、水で湿らせたキッチンペーパーに包み、保存袋に入れて立てる)、にんじん、きゅうり、ピーマン(水分をふき取り、ポリ袋に入れる)
- = さあ、調理実習です! =
- ・自分たちのレシピで2品仕上げましょう
・発表と試食を行い、調理方法について一緒に考え、改善点を各班話し合って決め、次に生かしましょう
- = みんなで試食 =
- テーブルに並んだ各班が調理した野菜のおかずとご飯、味噌汁で試食します
「よその班のこれが美味しい」とか「やっぱり自分たちの作ったものが一番!」とか同じように見えてもかねつの時間や火加減でも違いがあると発見していました
講師紹介 上田 昌文(うえだ あきふみ)氏
市民科学研究室 代表理事
市民研は暮らしの中にある科学技術“リビングサイエンス”(=生活を基点にした科学技術)という概念を手がかりに、様々な角度から「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアを実現していこうとしています。子ども料理科学教室は、市民科学研究室が開発した科学実験と料理の技の習得を結びつける、実験しながら料理を作ることで「なぜこの調理法でうまくいくのか」を五感で探求できる新しい食育プログラムです
2022年度「食育活動助成プログラム」の助成を受けています