イベント情報
めざせ、子どもシェフ! - 食と農のとびっきり体験
第15回 クリスマス料理に挑戦! レシピの読み解きを学ぶ
日時 | 2022年12月04日(日) 9:30~13:00 |
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場所 | 女性総合センター アイム料理実習室 東京都立川市曙町2-36-2 (JR立川駅北口徒歩5分) |
対象 | 小学5年~高校2年生(本人のみの参加) |
定員 | 20名 |
費用 | 500円 |
持ち物 | エプロン、三角巾(バンダナやキャップ)、タオル(ハンカチ)、筆記用具 |
主催 | NPO法人市民科学研究室 http://www.shiminkagaku.org/ NPO法人ポラン広場東京 |
申込み | 案内チラシをFAXするか、申込みフォームよりお申し込みください |
問合せ | NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:中村) 〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11 0428-22-6821 (受付時間平日09:00~17:00)
office@polano.org |
事前の予習と材料調達
今回は、12/18(日)に予定しているクリスマス会に向け、パーティー料理に挑戦してクリスマス会当日に活かせたらサイコー!という段階までいけたらいいね、ということで事前の買い物も実践することに
事前に4品メニューを決め、自分たちの作りたいものを調理しました
「普段、家族が作っているところをよく見ていればわかると思いますが、一つの事にだけ集中していると複数の作業はできません
今回のメニュー
- 事前に買っておくもの
鶏肉…300g(から揚げ用)、鮭…2切(ホワイトシチュー用)、卵(シフォンケーキ用)…6個、牛乳…1リットル(ホワイトシチュー用)
参考までにレシピ動画をみる
事前におおよその材料や作り方は上田さんからプリントをもらっていますが、当日は参考までにYoutubeで公開されている各メニューの動画をみて参考にし、自分たちでも考えてどんなレシピで作るか相談。講師台の前で発表しました
考えたレシピ
- プチパン
<材料>
強力粉 200g、薄力粉 80g、砂糖 大さじ1、塩 小さじ1、白神こだま酵母 小さじ2/3、水 180g - 酵母をお湯で溶かしておく
- 材料を全部入れてまぜる(ヘラで)
- 手でこねる
- 1次発酵(40分くらい)
- 分けてパンの形にして2次発酵(30分)
- オーブンに入れて焼く
- シフォンケーキ
<材料>
米粉 60g、卵 3個、砂糖(卵黄用) 大さじ2、砂糖(卵白用) 大さじ3、油 30ml
- 卵黄と卵白を分ける。卵白は冷蔵庫に入れる
- 卵黄に砂糖を入れ、ハンドミキサーで混ぜる
- 2.に油を入れて混ぜる
- 3.に水を入れて混ぜる
- ザルで米粉をふるって混ぜる
- 卵白を冷蔵庫から出汁、メレンゲにする
- 砂糖を1/3ずつ入れる
- 角が立つまで混ぜる
- 1/3ずつ卵白を加えたらシフォンの型に入れ、オーブンで焼く
<材料>
鶏肉 300g、おろしにんにく・おろし生姜 適量、酒 大さじ2、醤油 大さじ1と1/2、ごま油 小さじ1、卵 1/2個、薄力粉 大さじ1と1/2、片栗粉 大さじ1と1/2、揚げ油
- 鶏肉に調味料を入れよくもみ、30分置く
- 溶いた卵を入れ、よくもみこむ(30分置けると良い)
- 粉類を入れて混ぜる(かりっとしたい場合は、水けを切った鶏肉を粉類へ)
- 揚げる
- レタスをしいた皿に盛りつける
<材料>
じゃが芋 1個、玉ねぎ 1/2個、人参 1/2本、鮭 1枚、塩こしょう、バター 20g、薄力粉 大さじ2、水 250ml、牛乳 200ml
- 材料を切る。鮭は塩こしょうで下あじをつける
- 鮭をフライパンで焼く
- 鍋にバターを入れ、玉ねぎ、じゃが芋、にんじんを順に炒める
- 火を止め、小麦粉を入れ、粉っぽくなくなるまで混ぜたら中火で炒める
- 4.に水を加えて煮立てる
- 牛乳を入れ、塩こしょうでととのえる
試食&振り返り
- 事前準備(買い物)で考えたことや気づいたこと
- 難しかったところ
- 改良点など
- 事前の買い物では、欲しいものが欲しい分量だけぴったり売っているものばかりではなかった
- 鮭1枚でもお店によって値段がちがう
- から揚げはお店のように焦がさないようにカラっと揚げるには温度や揚げ方などコツがあるようだ
- シフォンケーキは卵白に卵黄が混じってしまい、泡立ちがあまり良くなかった
- プチパンは形を作っている時より焼くと膨らむのでネコ型に作ったがあまりわからなかった
事前の買い物から実際に調理するまで色々な振り返りがありました。次回、クリスマス会には改良点もふまえてみんなでレシピを完成させる予定です
講師紹介 上田 昌文(うえだ あきふみ)氏
市民科学研究室 代表理事
市民研は暮らしの中にある科学技術“リビングサイエンス”(=生活を基点にした科学技術)という概念を手がかりに、様々な角度から「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアを実現していこうとしています。子ども料理科学教室は、市民科学研究室が開発した科学実験と料理の技の習得を結びつける、実験しながら料理を作ることで「なぜこの調理法でうまくいくのか」を五感で探求できる新しい食育プログラムです
2022年度「食育活動助成プログラム」の助成を受けています