イベント情報
子ども料理科学教室
第4回 野菜はお友達! ~育てる、作る、食べるの技
日時 | 2015年07月19日(日) 10:00~12:00 |
場所 | 女性総合センター アイム料理実習室 東京都立川市曙町2-36-2 (JR立川駅北口徒歩5分) |
対象 | 小学4年~中学3年生(小学3年以下と高校生は応相談) |
参加費 | 子ども 500円 ※いずれも会場でお支払ください |
持ち物 | エプロン、三角巾(バンダナやキャップ)、タオル(ハンカチ)、筆記用具 |
主催 | NPO法人市民科学研究室 http://www.shiminkagaku.org/ NPO法人ポラン広場東京 |
申込み | 案内チラシ配布の店舗、ポラン広場の宅配窓口、またはポラン広場東京事務局に以下の事項を添えてお申込みください 参加者氏名(ふりがな)/学年・年齢/保護者氏名(ふりがな/参観の有無)/住所/TEL/mail ※お知らせいただいた個人情報は、厳重に管理し、当プログラムに関係する手続きのみに使用します |
問合せ | NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:佐藤) 〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11 0428-22-6821 (受付時間平日09:00~17:00)
office@polano.org |
野菜の名前当てクイズ
どんな野菜を知っているかな?
それぞれに配られたプリントには色々な野菜とその名前を書く欄があります
制限時間は2分。どのくらい答が書けたかな?
「知ってたけど間に合わない~」「これ、知らなかったー」
普段食べているものですが、改めてたくさんの野菜があることに気づきました
野菜当てゲーム
目かくししてもわかるかな?
目かくしをして、食べた野菜を当てるゲーム。最初がいきなり難問でした!アスパラガス、これが意外と当らない
なすは目かくししたまま渋ーい顔をする子も(笑)
トマトは全員が声を揃えて正解!
みんな、普段は体の色々な部分を使って美味しさや味を感じているんですね
野菜カードゲーム
野菜の栄養について知る
何を作るか考えながら買い物に行くつもりでカードの中から野菜を3つ選びます。カードに書かれている野菜は1つで100g。裏にはその野菜の栄養が書かれています
班ごとに何を作ろうと思って選んだのか発表します。すると小林先生がその栄養をグラフにしてスクリーンに表示してくれます
ビタミンCを調べよう!
レモン、キウイフルーツ、ブロッコリー、トマト、きゅうり、黄パプリカ
各班でひとつ野菜を選び、すりおろして絞り汁を作ります
試験管に準備した100倍希釈のイソジン液に絞り汁を1滴ずつたらしていきます…すると絞り汁によって何滴入れるかに違いはあれど、イソジン液の茶色が消えていくのがわかります
これはイソジン液のヨウ素の茶色が、ビタミンCを入れることで還元され、ヨウ素イオン(無色)になっていくためです
各班、何滴で色が変わったか報告したところ、レモンよりも黄パプリカのほうが多いと言う結果に。トマトは早く変化するかと思いきや、ブロッコリーのほうが早かったりとイメージとは違う結果になりました
調理実習
ビタミンCについて調べがついたところで調理実習の開始です
各班がそれぞれ違う3種類の野菜を選んでスープを作ります。野菜の切り方は班で相談して決めました
だし汁の中に切った野菜を入れて煮ていきます。フタをして、煮始めたら今度は野菜のどこを食べているのかクイズです
2分で野菜カードを「果実」「葉」「根」「花や茎」に仕分けします!
野菜の旬を当てるクイズも。先生がスクリーンに映し出した野菜のグループの中から夏野菜をあてます。ほとんどの子どもが正解でした
試食
野菜が煮えたらいい塩梅に塩加減を決めて出来上がり
みんなで試食します。おとなりの班にお互い1杯ずつ試食を出してよその班のスープも味見をしました
みんななかなかの慎重派で「しょっぱーい」ということもなく、ちょうど良い味付けになったようです
今回は夏休みが始まった最初の日曜日だからか(忘れられてた?)お休みの子もちらほら。その分、一人で何役も活躍してくれた子どもいた回になりました
第5回のテーマは「わかる!使える!料理の道具たち」
次回も面白さ満載で、参加者募集中です!
講師紹介 上田 昌文(うえだ あきふみ)氏
市民科学研究室 代表理事
市民研は暮らしの中にある科学技術“リビングサイエンス”(=生活を基点にした科学技術)という概念を手がかりに、様々な角度から「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアを実現していこうとしています。子ども料理科学教室は、市民科学研究室が開発した科学実験と料理の技の習得を結びつける、実験しながら料理を作ることで「なぜこの調理法でうまくいくのか」を五感で探求できる新しい食育プログラムです