イベント情報

増田昭子さんトークショー    在来作物を受け継ぐ人々 種子(たね)は万人のもの

日時 2015年07月18日(土)  14:00~16:30
場所 ふだんのごちそう ダイニング&ギャラリー 繭蔵
東京都青梅市西分3-127 (JR青梅線 東青梅駅徒歩10分)
参加費 500円  (懇親会 別途2,500円)
主催 NPO法人ポラン広場東京
申込み ポラン広場東京事務局にお申込みください
※お知らせいただいた個人情報は、厳重に管理し、当プログラムに関係する手続きのみに使用します
締切 2015年07月13日(月)
問合せ NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:佐藤/桑畑)
〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11
0428-22-6821 (受付時間平日09:00~18:00)
office@polano.org
14:00~ 増田昭子さんのお話
在来作物を受け継ぐ人々 種子(たね)は万人のもの…雑穀とイモ類を中心に

雑穀・在来作物の民俗学研究の第一人者 増田昭子さんをお招きして、在来作物の種子が繋ぐ食文化、種子が内包する思想について、全国の農家や在来作物のスライド写真を交えて、たっぷりお話ししていただきました
増田さんは、約40年にわたり全国の在来作物を受け継ぐ人々を訪ね歩き、地域に根ざした豊かな暮らしと共にある在来作物やその種について取材・研究を続けています

種子(たね)を守り、受け継いできた先輩方の話には、種子とともに神の存在があった。スライドでは、沖縄の竹富島での「ユーンカイ(世迎い)」海の彼方から神が来て、竹富島に穀物の種子をもたらした、という伝説に由来する神事や、各地の種子取祭、豊年祭などと共に今後も在来種を守り受け継いでいこうと活動している方々のお話を伺いました
増田さんは、青梅・あきる野・奥多摩地域にも長年にわたって足を運ばれています。青梅市今井の苗市や、奥多摩にも日原の在来種で赤いじゃが芋があること、小丹波の在来種のじゃが芋などが紹介されていました

16:30~ 増田さんおすすめの雑穀料理の試食と懇親会

五穀と季節の野菜、乾物、旬の魚介などの大皿料理を囲んで参加者全員で歓談。増田先生監修で作られたきびだんごが大変好評で参加者から詳しい作り方の質問も
「桃太郎のきびだんごとは違うんです。きびを100%使って炊いたものをだんごにしました。炊飯器で通常より少な目の水加減で炊きます。とぐ時に、お米と同じようなザルでやろうとすると目からこぼれて流れて行っちゃうからボウルのようなものでね(笑)」と増田先生
遠路増田先生の話を聞きに来てくださった方、地元青梅で自然農を実践されている方、自宅の畑で野菜やハーブなど多品目にわたり栽培されている方、都内で自然食品店を営まれている方、直営店舗KIVA青梅店をご利用いただいている消費者の方と多方面の参加者がテーブルを囲んで予定していた時間では足りない感じで閉会しました

増田昭子さんプロフィール

雑穀・在来作物の民俗学研究の第一人者
福島県南会津生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒業。元立教大兼任講師、法政大学沖縄文化研究所国内研究員。第48回柳田賞受賞

<主な著書>
『雑穀の社会史』(吉川弘文館2001年/2011年)
『雑穀を旅する スローフードの原点』(吉川弘文館2007年)
『在来作物を受け継ぐ人々 種子 は万人のもの』(農山漁村文化協会2013年)など

チラシ / 会場アクセス

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