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上関原発建設のための予定地埋立認可反対署名にご協力ください

【祝島びわ茶】【祝島ひじき】【寒干大根】でおなじみの祝島産直グループから、呼びかけがありました

上関原発建設のための予定地埋立認可反対署名にご協力ください

2008年09月22日
NPO法人ポラン広場東京 事務局

祝島島民の会(祝島産直グループ)の呼びかけ文と署名用紙をご覧の上、趣旨に賛同いただける方は、署名にご協力ください。

提出期限 2008年10月06日(月)
ポラン広場東京事務局で集約し、祝島島民の会(祝島産直グループ)に送ります。

《上関原発問題の経過と祝島産直グループ》
1982年、山口県・上関(かみのせき)町に中国電力による原発建設計画が持ち上がりました。予定地の長島「田子の浦」に隣接する離島「祝島」に住む島民は、豊かな漁場と島の暮らしを守るために立ち上がり、以来25年に渡って反対運動を続けています。
祝島と原発予定地は、本州・九州・四国の中間、瀬戸内海の西の入口に位置し、自然の宝庫、瀬戸内随一の好漁場と言われています。
中国電力は予定海域に漁業権を持つ七つの漁協に約135億円の漁業補償を提示しその半額を振り込みましたが、祝島漁協の漁師たちは受取を拒否しました。振り込まれた5億5千万円を突き返し、漁業補償無効裁判を今も継続中です。
瀬戸内海の離島である祝島でも過疎化と高齢化が進んでいますが、現在500人の島民が暮らし、その9割が原発反対の意思を示し続けています。
原発のお金に頼らない生活をするため、農業・漁業の活性化や特産品の開発にも取り組んでいます。ポラン広場東京の販売グループが冬季に取り扱っている【祝島ひじき】【寒干大根】は、その主力商品です。
また原発問題の対立で一度は絶えた「祝島神舞」(1000年以上の歴史のある海を越える祭り)を復活させ、祝島独特の石と漆喰を使った「石積み練塀」の保存に努める等、島特有の文化や精神の次世代への継承に取り組んでいます。

呼びかけ文
署名用紙

問合せ
NPO法人ポラン広場東京 事務局 (佐藤)

電話:0428-22-6821
E-mail:office@polano.org
STOP!上関原発! (別窓で) more

祝島島民の会(祝島産直グループ)より署名のお礼と経過報告
(2008/11/07更新)

上関原発建設のための予定地埋立認可反対の署名にご協力いただいた皆様へ!

大変ありがとうございました!
そしてこれからもよろしくお願いします!

皆様にご協力をいただいた署名運動ですが、まことに残念ながら二井関成山口県知事は、10月22日『公有水面埋立免許』を中国電力に交付しました。

この間、私たちを初め多くの団体・個人の皆さんが、集会や申し入れ等様々な形で山口県・二井知事に埋立許可を出さないよう、「要請」行動を繰り返してきました。特に、埋立の段階で直接生活を脅かされる祝島島民は何度も知事との直接「対話」の場を求め続けました。しかし、二井知事はかたくなに対話を拒否し、祝島島民の声を無視する姿勢を崩しませんでした。

知事の姿勢は、何と今回の問題を漁港建設等一般的な公有水面埋立事業と同一に扱い、原発計画とは意図的に切り離すという、驚くべきものでした。
具体的には、「原発計画は、国の責任においてなされるものであり、県には何の権限もない」から「公有水面埋立法という法にのっとった対応しか出来ない」として、県民の安全で安心な生活を守る努力を放棄するという徹底した無責任さです。

しかし、この結果にも私たちの気持ちは少しも衰えることはありません。10月22日を契機に、今までの「要請」行動から「抗議」行動に切り替え、今後とも力の限り自らの命と生活そして命の海を守るために埋立阻止に向けて闘いを続けていく決意を新たにしています。

なお、お届けいただいた署名は10月20日までに到着したものは既に山口県に提出しており、それ以降のものは近日中に抗議の声として提出させていただきます。
御礼が遅れましたことをお詫びするとともに、これからもご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2008年10月31日
〒742-1401  山口県熊毛郡上関町大字祝島
祝島島民の会

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