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『9.11-9.19 NUKE FREE・非核 アクションウィーク』の呼びかけ

2011/09/01  (2012/03/12 更新)
NPO法人ポラン広場東京

東日本大震災・フクシマ原発震災から6ヶ月。9月11日から19日には脱原発アクションウィークとして、全国各地で脱原発/エネルギーシフトを求める多様な取組みが計画されています
ポラン広場東京事務局は、生産者・製造者、消費者、流通販売者、関係するすべての方々に、9.11-9.19 NUKE FREE・非核 アクションウィークへの参加を呼びかけます

『ポラン広場東京の9.11-9.19 NUKE FREE・非核 アクションウィーク』

1.) エネルギーシフトパレード/代々木公園&BE-IN TOKYO 2011/明治公園
日時 2011年9月11日(日)
時間 14:00~
集合場所 代々木公園ケヤキ並木入口付近[CCレモンホール前交差点側]
ポラン広場東京のNUKE FREEノボリを目印にお集まりください
14:00~ 事前集合・諸注意などアナウンス
14:46~ 黙祷・パレードスタート
コース 代々木公園 → 渋谷 → 表参道 → 明治公園

パレードは、『9・11-19 脱原発アクションウィーク』に賛同して開催されます。親子連れでも安心して参加できるパレードです。みんなで歩きながら、新しい日本と自然エネルギーの未来について考えます

代々木公園を出発して渋谷と表参道を歩いたあと、明治公園の Be-In TOKYO 2011に合流します。直径36mのキャンドルピースマークをはじめ、ライブやトーク等が盛りだくさん、美味しい飲食の屋台も出ています。パレード後はビールやジュースで乾杯しましょう

当日の模様

※参考ウェブサイト  エネルギーシフトパレード
Be-In 東京オフィシャルサイト

2.) 原子力資料情報室第74回公開研究会

なぜ政府・東京電力は「地震」を事故原因から除外するのか?
- 福島第一原発事故原因の深層と真相 -

日時 2011年9月18日(日)
時間 13:30~16:00
会場 日本青年館501号室  新宿区霞ヶ丘7-1(明治公園となり)
JR中央線・総武線 千駄ヶ谷駅徒歩9分
東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅A2出口徒歩7分
講師 田中光彦さん:サイエンスライター
石橋克彦編「原発を終わらせる」(岩波新書) Ⅰ-1 原発でなにが起きたのか(執筆者)
資料代 1,000円 (予約不要)
主催 特定非営利活動法人 原子力資料情報室

 


※参考ウェブサイト
原子力資料情報室

9・19 さようなら原発 5万人集会/明治公園
日時 2011年9月19日(月・祝)
時間 13:00~ライブ、13:30~集会、14:15~パレード
会場 明治公園(新宿区霞ヶ丘町6)
JR「千駄ヶ谷」下車5分、地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分
会場内が(1)個人参加者・市民団体、(2)労働組合・民主団体、(3)政党・各種団体等に区分されます。ポラン広場東京は「(1)個人・市民団体」区分に参加。「ポラン広場東京のNUKE FREEノボリ」が目印です
当日の模様
「9.19 さようなら原発5万人集会」での武藤類子さんのメッセージ

みなさんこんにちは。
福島から参りました。
今日は、福島県内から、
また、避難先から何台ものバスを連ねて、
たくさんの仲間と一緒に参りました。

初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。

福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、
私たちこそが「原発いらない」の声をあげようと、
声をかけ合い誘い合って、この集会にやってきました。

はじめに申し上げたい事があります 。

3.11からの大変な毎日を、
命を守るためにあらゆる事に取り組んできた
みなさん一人ひりを、深く尊敬いたします。

それから、福島県民に温かい手を差し伸べ、つながり、
さまざまな支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございます。

そして、この事故によって、大きな荷物を
背負わせることになってしまった子どもたち、若い人たちに、
このような現実をつくってしまった世代として、
心から謝りたいと思います。
ほんとうにごめんなさい。

みなさん、福島はとても美しいところです。

東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。

桃・梨・りんごと、くだものの宝庫、中通り。

猪苗代湖と磐梯山のまわりには
黄金色の稲穂が垂れる会津平野。

そのむこうを深い山々がふちどっています。

山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。

3.11原発事故を境に、
その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、
私たちはヒバクシャとなりました。

大混乱の中で、私たちには
さまざまなことが起こりました。

すばやく張りめぐらされた
安全キャンペーンと不安のはざまで、
引き裂かれていく人と人とのつながり。
地域で、職場で、
学校で、家庭の中で、
どれだけの人々が
悩み悲しんだことでしょう。

毎日、毎日、否応なく
せまられる決断。
逃げる、逃げない。
食べる、食べない。
洗濯物を外に干す、干さない。
子どもにマスクをさせる、させない。

畑を耕す、耕さない。
なにかにもの申す、黙る。

さまざまな苦渋の選択がありました。
そして、いま。
半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、

真実は隠されるのだ。

国は国民を守らないのだ。

事故はいまだに終わらないのだ。

福島県民は核の実験材料にされるのだ。

ばくだいな放射性のゴミは残るのだ。

大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ。

私たちは棄てられたのだ。
私たちは疲れとやりきれない悲しみに
深いため息をつきます。

でも口をついて出てくる言葉は、
「私たちをばかにするな」
「私たちの命を奪うな」
です。

福島県民はいま、
怒りと悲しみのなかから
静かに立ち上がっています。

子どもたちを守ろうと、
母親が父親が、
おばあちゃんがおじいちゃんが
自分たちの未来を奪われまいと若い世代が

大量の被曝にさらされながら、
事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、
労働者たちが

土を汚された絶望の中から、
農民たちが

放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、
障がいを持った人々が、

一人ひとりの市民が、
国と東電の責任を問いつづけています。

そして、原発はもういらないと
声をあげています。

私たちはいま、静かに怒りを燃やす
東北の鬼です。

私たち福島県民は、故郷を離れる者も、
福島の地にとどまり生きる者も、
苦悩と責任と希望をわかちあい、
支えあって生きていこうと思っています。

私たちとつながってください。

私たちが起こしているアクションに注目してください。

政府交渉、疎開裁判、避難、保養、
除染、測定、原発・放射能についての学び。
そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。
今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。

思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。

私たちを助けてください。

どうか福島を忘れないでください。

もうひとつ、お話したいことがあります。
それは私たち自身の生き方・暮らし方です。

私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を
想像しなければなりません。

便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っていることに
思いをはせなければなりません。

原発はそのむこうにあるのです。

人類は、地球に生きる
ただ一種類の生き物にすぎません。

自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。

私はこの地球という美しい星と調和した
まっとうな生き物として生きたいです。

ささやかでも、エネルギーを大事に使い、
工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

どうしたら原発と対極にある
新しい世界を作っていけるのか。

だれにも明確な答えはわかりません。

できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、
一人ひとりが、ほんとうにほんとうに本気で、
自分の頭で考え、確かに目を見開き、
自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。

ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

私たちはだれでも変わる勇気を持っています。
奪われてきた自信を取り戻しましょう。

そして、つながること。

原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、
私たちの力です。

たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。

見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。
怒りと涙を許しあいましょう。

いまつないでいるその手のぬくもりを、
日本中に、世界中に広げていきましょう。

私たち一人ひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が
途方もなく重く、
道のりがどんなに過酷であっても、
目をそらさずに支えあい、
軽やかにほがらかに
生き延びていきましょう。

『福島からあなたへ』  武藤類子  大月書店

 

※参考ウェブサイト
さようなら原発 1000万人アクション

4)脱原発1000万人署名
  『脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名』
「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」にご協力いただき、ありがとうございました。署名総数は3月6日現在 5,022,441筆になりました
「さよなら原発1000万人アクション実行委員会」では、目標の1000万人を目指して署名締切を5月末日まで延長しました
ポラン広場東京は、第三次集約を2012年5月20日として、署名活動を継続します。引き続きご協力をお願いいたします
2012年3月12日 ポラン広場東京事務局
  • 添付の趣旨書と署名用紙をご覧のうえ、賛同いただける場合には署名活動にご協力ください
  • 用紙をコピー・増刷する場合は、1)A4両面、2)A4の2枚を綴じる、3)A3片面に趣旨・署名用紙を並べる、のいずれかでご利用ください。趣旨と署名用紙をセットで政府・国会に提出するためです
  • 集まった署名は、ポラン広場東京事務局宛に署名原本を順次お送りください(FAXは不可)
  • 第一次集約は2011年12月10日、第二次集約は2012年2月20日の予定です


趣旨書


署名用紙

NPO法人ポラン広場東京事務局
〒198-0052東京都青梅市長淵4-393-11

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