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震災関連の生産・製造・流通者etc. からのメッセージ集

2011/03/19 (2013/09/04 更新)

岩手、宮城、福島  透析・食物アレルギー支援します

2011年03月13日 17時48分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

東日本大震災で亡くなられた方、被災された方には心からお見舞いを申し上げます。
一日も早い復興を祈ります。
被災地では食糧が不足していますが、透析患者・食物アレルギー患者は通常時であっても制限食を入手するには苦労します。
災害が発生して食べられるものが全くない状態に等しくなっていると思います。
認定NPO法人アレルギー支援ネットワークと(有)エコ・ライス新潟では、被災地に共同で透析食、食物アレルギー食を支援します。
これは、透析・アレルギーを一緒に支援する初めての試みです。

警察から緊急車両の許可を得て、本日、午後3時に支援物資を満載したトラックで、認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク(名古屋市)栗木成治さん、有限会社エコ・ライス新潟(長岡市)阿部信行、ボランテイァ(新潟市)清水昇さんの3名が福島、宮城、岩手の被災地の患者団体への食糧支援に向かいました。

今後は、日本海側ルートを使って透析患者・食物アレルギー患者用の支援物資を供給して参ります。
今回は先遣隊の意味もあり、状況が判明次第、透析患者団体・アレルギー支援団体と協力をして、さらなる支援体制を整えて参りたいと思います。

皆様、ご支援のほどお願い致します。

支援レポート・1

2011年03月14日 07時26分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

速報1
おはようございます。
被災が明らかになるになりはじめるとともに想像を絶する被害に声もありません。

さて、認定NPO法人アレルギー支援ネットワークと(有)エコ・ライス新潟が共同で、昨日、被災地に入った速報をご報告します。

午後3時半に長岡のエコ・ライス新潟を出発し、緊急車両として磐越自動車道、東北自動車道を通り、7時半には仙台市到着。
食物アレルギーの会「あっぷるんるんくらぶ」と合流。
支援物資を配給しました。

その後、8時半には仙台駅近くの透析病院である「関人会中央クリニック」に到着して、はんぶん米1000食を配給。
夜は自然食品店「ヘルシーハット」に栗木、阿部、清水の3名が身を寄せ全員体調も良好です。

本日は盛岡のアレルギーの会、透析病院を目指します。
その後は、秋田県に近い内陸部からも「アレルギー食」のSOSが寄せられており、沿岸部にくらべて情報が少ない内陸部に入り支援と状況確認に予定です。

福島には最後になりますが入る予定で、アレルギー食とヨウ素剤(放射能対策)を配布する予定です。
又、各地のボランティアセンターでのヒヤリングし、今後の支援体制整備に役立てる予定です(第二弾は今週末に予定)。

取り急ぎ、ご報告とさせて頂きます。

※今までは一番で飛び出していたのが、送り出す側となって初めて後方支援の重要性と現場が見えないだけに不安や心労があることを知りました・・・。

2011年03月14日 19時49分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

速報2
昨日、出発した支援第1弾は、昨日は仙台、本日は盛岡でアレルギーの会に物資を支援し、現在(夜8時現在)、福島のボランティアセンターに到着し物資とヨウ素剤を届けています。
本日の夜中過ぎに長岡に戻る予定です。

本日現在、支援物品(水など)の提供の申し出があり、入手できず困っていた500mlペットボトルが夕方に5000本届きました。
今後も当社に支援物品が入る予定です。

今週末に第2弾の支援をする予定ですが、トラックの燃料であるガソリン、軽油の入手が困難になり始めました。
地元のスタンドでは給油制限が開始され始めました。
第1弾では被災地に入るため100リットル軽油を予備燃料を持ち込みましたが、確保が非常に難しくなっております。

又、スーパー、商店から、食糧、水が消え、懐中電灯やガスコンロなども品切れとなっています。
「ヨウ素剤」も薬局ではすべて売り切れで、入荷の見通しはたっていません。

支援の方向が不透明になってきましたが、皆様の温かいご支援を被災地に何としてもお届けしたと思います。

明日から大阪島屋で第4回小学館「大学は美味しい!!フェア」が開催されます。
東京家政大学生とガトウ専科、当社とのコラボで昨年から準備をしていました。
学生の提案で売上の一部を東日本大震災の支援として寄付を致します。

皆様もお体ご自愛ください。

2011年03月19日 13時18分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

昨日は、長岡⇔盛岡を日帰りで往復する強行日程でした。
磐越高速、東北自動車道とも支援の車のみ。
スタンド・食堂は締まっている・・・。
トイレは使えたので、同行した割野きのこ組合の小林美津代さんも一安心でした。

道すがらすれちがう消防車、警察車、自衛隊に「沢山いるんだぁ~」と感慨にふけりました。
驚いたのは、アメリカ軍の特殊車輌部隊が30台以上福島から仙台方面に走ってること。
80km圏内には立ち入らないとの報道を見たが・・・。
隠密に様々なことが行われているようです。

さて、各方面の協力で盛岡、仙台にアレルギー支援の拠点ができそうです。
   1.)拠点の確保(候補はあります)
   2.)燃料の確保
が問題です。
地元のバイクボランティアは確保できそうです。
明日から認定NPO法人アレルギー支援ネットワークの栗木理事とともに仙台に入ります。

ご同行頂きました、山崎幸男様(山崎農場)、小林美津代様(割野きのこ組合)、誠にありがとうございました。

支援レポート・2

2011年03月19日 19時36分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

今回の災害は余りにも大きすぎて、未だに食糧を食べられない人たちがいます。
しかも、原発の影響から支援が受けられない状況です。

中越大震災で被害を受けた小千谷市のNPOが積極的に、避難勧告地域に入り支援している人たちがいます。

先ほど、食糧を緊急支援しました。
今夜、遅くには南相馬町につき3日間食べていない人たちに食糧を支給するでしょう。

NPO法人おぢや元気プロジェクト

ホームページのトップ写真左側のホークリフトで支援物資を運んでいるのは、エコ・ライス新潟の遠藤沙和さんです。

何とか困っている人に支援をしたいと心から思います。

明日から認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク栗木理事と高校3年の息子と仙台に入ります。
アレルギー支援の拠点作りです。

今晩は久し振りにちゃんと寝ようと思います。

支援レポート・3

2011年03月23日 18時09分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

昨日の夜中帰ってきました。
この1ヶ月でたぶん7000kmくらい車で走りました。
今回は長期化する支援に向けて体制づくりをしてきました。
なぜか、災害の避難所でしか出会わない大学時代の友人に、各地のボランティアを紹介されてコラボして活動が出来そうです。

又、アレルギー支援ネットワークの栗木さんは、名古屋からボランティアドライバーと仙台のSAまできて、ここで、埼玉からボランティアドライバーの川村さんの車に乗り、盛岡で私たち親子と合流しました。
帰りはこちらのトラックに同乗して新潟。
そこから新幹線で名古屋にとんぼ返り・・・。
ボランティはインターネットで呼びかけた全く知らない人ばかり・・・。
時代が変わりましたね。
認定NPO法人アレルギー支援ネットワークのHPもご参照ください。
http://www.alle-net.com/

さて、皆様から「支援カンパしたい」旨の沢山のご連絡を頂きました。
ありがとうございます。
支援カンパの振込先は、

銀 行 名:第四銀行長岡市役所前支店
口 座 名:NPO法人米ニケーションセンター
口座番号:普通1327436

となります。
皆様の善意を被災地支援に役立たせて頂きます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

春休み中のゲーム好きな高校3年の息子は、バーチャルな世界ではなくて、現実の世界で起こっている地震災害を自分の五感で感じたようです。
私のリリースでは被災地の真の姿は伝えられませんが、これからも発信して参ります。

支援レポート・4
支援レポート・5

2011年03月31日 13時45分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

明日から4月だというのにここ長岡はみぞれまじりの寒い一日です。
この寒さから一転して猛暑に変わり、電力需要が高まることが恐ろしいです。

エコ・ライス新潟の震災の影響は、パニック的な米の注文が収束しましたが、「はんぶん米」の袋材メーカーに素材が入らずに袋が底をつきました。
透析患者にはんぶん米を支援することもできなくなりました。
又、今年の夏までに酒米精米用のプラントを1台増設する計画が進んでいましたが、電気用の銅線が入手困難で工事が危ぶまれています。

さて、昨日、日帰り強行日程で宮城県七ヶ浜町中央公民館・国際村避難所を訪問しました。
避難生活の疲れをスイーツで癒してもらおうと、東京家政大学プロジェクト88で開発した「88米粉シュークリーム」1000個の支援物資をもっていきました。

そして、大きな目的は白藤プロジェクトの発起人で第1期リーダーの松本恭子さんを中心に、「アレルギー・アトピー、人工透析 相談」を開設することでした。
残念ながら相談者が一人もなく、反省材料ばかりでしたが、これから長く続く支援に活かして行きたいと思います。

白藤第5期リーダーの高橋菜里さんも参加して、これからアレルギー対応スイーツを開発する上で、そして、食育の道を目指す高橋さんにとって貴重な体験となりました。

さて、活動に対するご支援のお願いをしていて、支援先名が「(有)エコ・ライス新潟」ではなく、「NPO法人米ニケーションセンター」なのはなぜなのか問合せがありましたので説明します。

NPO法人米ニケーションセンターは、(有)エコ・ライス新潟に事務局をおく、農産物検査法に基づく農林水産大臣認可の農産物検査機関です。
その理事には、弁護士、税理士、米生産者、栄養士、消費者が就任しています。(有)エコ・ライス新潟は様々な食育活動を行っています。

皆様からの支援は、NPO法人で取扱ったほうが誤解がなく、又、会計処理上もNPO法人ならば支援活動には税金もかからないので、支援先口座はNPO法人にしました。私(豊永)は事務局長を務めています。何卒、よろしくお願い申し上げます。

(有)エコ・ライス新潟
NPO法人米ニケーションセンター
豊永有

今晩は散髪に行く機会を逃し伸ばし放題の髪を切ります。
明日から週末は年度末で山のごとく溜まっている仕事を片付けます。

4月5日、6日は(社)全国腎臓病協議会の宮本会長、事務の方と3名で、福島、宮城、岩手の患者会と透析病院を回ります。

2011年04月04日 19時58分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

今晩は!
今日は澄み切った青空で旧・山古志村の雪山がきれいに見えました。
まだ1mを越す積雪がありますが麓の里はもうすぐ春です。

さて、明日から2日間で(社)全国腎臓病患者協議会、宮本宏会長と福島、宮城、岩手の患者会、病院を回ります。
患者会のトップの方が現地を自分の目で見られることは意義深いと思います。
宮本会長は人工透析の関係で2日間しか滞在できませんが、今回の大震災をしっかり受け止めてこられると思います。

本日は子供たちと大騒ぎしながらスイーツを楽しみました。
やはり、アレルッ子は食べられるスイーツが少ないので本当に楽しそうでした。
喜ぶ子供を見る親の目は、何とも言えずいいですね。
被災地のアレルギーッ子にも届けたいと思います。

試作の後は、学生と長岡の避難所見学。
バーチャルな世界ではなくて現実に避難をしてる方々の生活を見ました。
食育の道を目指す彼女たちは心に思うことがあったと筈です。
彼女たちの今後活躍を見守りたいともいます。

支援のための取り組み (2011/04/04)

2011年04月07日 12時57分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

やっと春らしくなって来ました。

真夜中の2時に長岡に戻りました。
今回も超強行軍で、走行距離1,380km。
2トントラックに男3人で、新潟から福島、宮城、岩手へ。
お尻が痛くなったと思いますが、全腎協宮本会長・佐野さんお疲れさまでした。

岡山県腎臓病患者協議会からの支援物資とアレルギー対応物資を持って回りました。
岩手ではアレルギーの会ミルク、そして、帰り道の郡山では、NPO法人アレルギー支援ネットワーク(名古屋市)の栗木さんと待ち合わせして、アレルギー対応物資を渡しました。

やはりビックリしたのが、ネットで募って集まった見ず知らずの、東京・神奈川・愛知からのボランテイァ4名が、栗木さんと共にトラックを待っていました。
全員協力して夜22:30に荷物を降ろしました。
ネット時代のボランテイァは縦横無尽です。

様々な制約や余りにも生々しい被災地の現実は皆様にお伝えできません。
別途、機会をもうけてお話が出来ればと思います。

東北の方たちは我慢強い。今回、本当に実感しました。
「もう少し、SOSを出さないともたないよなぁ・・・」という感想です。
言い出せないのならば、何らかの違ったアプローチも必要なのかと思います。
今後は緊急支援から生活再建支援へと軸を移します。
皆様の変わらぬご支援をお願いします。

支援レポート・6>

2011年04月23日 15時30分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

岩手は広い!そして、山道は険しい……。5日間で1,721kmを駆け抜けました。
今回、学生時代に岩泉町の畜産の開拓を手伝いした大学の先輩の家に一泊しました。
標高1000m弱の山岳地帯ですが、寒波が戻った今週は、何と雪が50cmも積もっていました。

先週、冬タイヤから夏タイヤに換えたばかりで、凍結する細い山道を背中に汗をたらしながら走り抜けました。
春の岩手をなめちゃいけません。いつでも真冬に逆戻りします。

さて、今回は、避難所の担当者、自治会長、保健師の方々に、透析患者の制限食の必要性を説いて回りました。
前回までは、食糧支援で配布だけでしたが、避難者のお話を聞くと周囲に気兼ねして食べることが出来ないとのこと。
それであればと、避難所の運営の中心の方々を説得して食べ易い環境を作ろうということになりました。

避難所にはそれぞれに自治ができていて、その方々の意見を尊重しながら、透析患者に直接、制限食を渡せるところもあれば、
「他の人の目に付かないよう」ということで、別室の介護教室(ここは小学校)に置かせてもらい、透析患者が取りに行くなど、避難所毎に対応しました。

病院の医師、看護師の方からは「体重が増えている」「カリウム・リンの数値が高くなっている」との指摘。
私たちの活動を大いにやってほしいとエールを送られました。
体重増加の原因の一つが「自衛隊の食事が美味しすぎること」のようです。つい味噌汁をおかわり…してしまいますとのこと。
一方ではカップ麺、果物 (共に透析患者にはNG) ばかり食べていて体重を増やす方も…。事情が千差万別。

避難所の保健師の方々も、支援品がカップ麺や缶詰、スナック菓子ばかりなので、透析患者だけではなく、一般の方にもよくない。
けれど、食糧も調理するところも無く、ないない尽くしなので、仕方なく現状を追認しているしかありません。
「追加で支援していただけますか?」と各地の保健師の方に聞かれました。保健師の方々も苦悩しています。

これから名古屋に向かいます。患者会で震災支援の報告をしてきます。

支援レポート・7
被災された透析患者さんへ
避難所担当者の方々へ

2011年04月28日 09時04分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

昨日(4/27)、新潟は気温が大幅に上昇。山間部になだれ注意報。
会社の周囲では昨日から早稲の田植えが始まりました。
気温が低い日が続いて心配していたのですが、やはり春はやってきました。

さて、
東日本災害の記事で何度か取り上げてもらっている中日新聞ですが、今回もかなり好意的なので感謝感謝です。
毎日新聞では、1面と3面で特集を組んでいます。
「盛岡アレルギーっ子サークル・ミルク」に支援物資を届けています。

アレルギー対応食などの特殊な食品を行政が支援をして紛失(行き先不明に)してしまった例があります。
行政の不手際を指摘するといろいろと風当たりが強くなりますが、問題は行政の不手際だけでなくて、「表示」制度にも原因の一端があります。

行政担当者は新聞やテレビをチェックしているのですね。でも、行政の顔色を伺っていてばかりでは被災者支援は出来ません。
行政の担当者には嫌われれますが、逆に行政の内でも応援してくださる方も大勢います。

認定NPO法人アレルギー支援ネットワークと被災地でアレルギー支援活動拠点を探していました。
被災地に近くて、ボランテイァが宿泊できて、荷物が置けるという無理難題で、どこもダメでした。
連合新潟斉藤事務局長に相談して、連合本部岡田局長と林局長を紹介され、そして、連合岩手小野事務局長様の紹介を受けました。
小野様の伝で、大船渡市の岩手県教職員組合の会館をお借りできることになりました。

GW明けからボランティアが大船渡市を拠点にアレルギー支援活動を始めます。各地でアレルギー食の炊き出しをはじめとした活動です。

食材は(株)永谷園様、COCO壱番屋様、(株)石井食品様、(株)げんきタウン様、(株)まつや様などの多くのアレルギー商品を製造しているメーカーにご協力を頂いています。
又、沢山の方々から支援金も頂戴し感謝しております。ご支援頂いている皆様に心からお礼を申し上げます。
これからも患者団体と連携して、透析患者・食物アレルギー患者支援を続けて参ります。

4/21 中日新聞
避難所でも食事制限 腎臓病患者に非常食を
4/24 毎日新聞
1面:食物アレルギー対応遅れ 被災の患者、命に危機も
4/24 毎日新聞
3面:アレルギーの子SOS 対応食、支援物資にまぎれたまま…国も把握せず

2011年05月05日 10時21分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

こんにちは!
新潟は田植え一色です。
寒い日が続き苗が思うように生長しませんが、周囲の農家は仕方なく田植えをしています。
植えられた苗はチビでちょっとかわいそうな気がしますが…。

さて、白藤プロジェクト、そして、新たなプロジェクト88、今年も田植えをします。
東日本大震災があり、バタバタしていて学生との田植えができるのか、心配をされましたが、田植えをします。

今年は学生を応援している地元企業、アレルギーの会の親子も一緒に参加します。
又、ガトウ専科とコラボした米粉スイーツをブラッシュアップしたものを試食します。

私は、これから越後湯沢の「赤ちゃん一時避難プロジェクト」にアレルギー対応のお菓子(大阪:(株)げんきタウン提供)やペットボトルの水、紙おむつ、お粥((株)まつや提供)を支援物資として届けます。
何と言ってもこどもの日ですから。

来週から福島県の避難所、透析病院に入ります。

支援のための取り組み (2011/05/05)

2011年05月08日 19時58分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

こんにちは!
昨日は「赤ちゃん一時避難プロジェクト」にガトウ専科松井社長、高橋菜里さんと行きました。
いわき市から避難しているAさんと彼女たちの部屋で1時間近く話を伺いました。
本当にビックリする内容ばかりでした。
避難区域から10km離れていても「放射能」の恐怖は変わらないのに、待遇の違い、将来への不安、バラバラになってしまった家族…。
考えさせられました。
又、ハウスダストや花粉に子供が反応するので、避難しても子供が大勢いるプレイルームなどには行けずに、親子で孤独感をあじわっていることなど、胸が張り裂けそうな現実があります。

来週末には会社の三師さんといわき市、相馬市などの透析病院、避難所に入ります。

支援のための取り組み (2011/05/08)

2011年05月26日 18時04分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

こんにちは!
昨日まで2日間、福島県を回りました。
岩手県に比べれば新潟に近いので気楽なつもりで向かいましたが、やはり、福島県も大きい。
しかも、いわき市から相馬市に移動するには福島原発を避けるルートになるので、もの凄い大廻!
今回は同僚の三師亮(ミツモロマコト)さんに全て運転を任せました。

仮設住宅の建設が進んだこと、二次避難所としてホテル、旅館に移った避難者が多かったことなど、日々状況が変化していきます。
その中で、今後どのような支援が出来るのかは(社)全国腎臓病協議会の方々と相談して進めたいと思います。

今回の福島県は原発により「30km圏内」の透析患者の情報が掴めない中で、集中的に透析病院を回りました。
現場で常に透析患者、慢性腎炎(保存期)の患者と接している看護師の方から情報を頂けたことは収穫でした。
電話を受けたのが7年前の中越大震災で慢性腎炎で食事制限ができずに、半年後に透析になった菅原さんが受けました。
何か運命的なものを感じざるを得ません。

個人情報保護法の壁は、食品表示ができずに必要な情報を伝えられないことと双璧をなす、被災者支援に大きく立ちはだかる問題です。
まぁ、当たり前のことですが、医療機関の方からの協力を頂ければ、もっとスムーズにタイムリーに支援ができるのに・・・。今後の検討課題です。

支援のための取り組み (2011/05/14)

2011年05月14日 18時13分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

こんにちは!
田んぼを渡る風が心地よい長岡です。
このまま順調に育ち豊作の秋を期待します。

さて、
昨日、日帰りで福島県会津若松市へ行きました。
今回はエコ・ライス新潟の菅原さんと一緒です。
彼女は透析患者なので2日に1回の透析治療があるので、日帰りが限度です。

地震発生から2ヵ月半が過ぎて被災者のニーズも変化しています。
エコ・ライス新潟から企業賛助を得て透析患者への透析食等を直接病院・避難所に届けるのは最後になります。
病院や患者、避難所からから追加支援の要請があればいつでもお応えします。
今後の支援は(社)全国腎臓病協議会の皆様と相談をさせて頂き、どのような支援が必要で効果的なのかを相談して決めます。

5/29には名古屋市で全腎協結成40周年記念大会に出展します。
全国から集まる透析患者の代表の皆様に、災害への備えの必要性(自助、公助)を呼びかけて参ります。
「自分の身は自分で守る」しかありません。

6/4-5は、認定NPO法人アレルギー支援ネットワークとともに、宮城県名取市で熱気球をあげて子供達に復興していく街の姿を見てもらうプロジェクトの手伝いで、田植えが終了したエコ・ライス新潟代表の阿部信行と私の4番目の子供・心(小4)と3人で行きます。
名取市の子供達と交流が出来ればと思います。

6月中旬には東京家政大学生と越後湯沢の「赤ちゃん一時避難プロジェクト」へ、アレルギー対応の米粉スイーツをガトウ専門と一緒に作り届けます。
今回は学生が子供達と思いっきり遊ぼうと企画しています。食育の道を目指す彼女たちにとって貴重な体験となるでしょう。

ところで、
私が住む見附市にも福島県からの透析患者の方が公民館に避難していると、ついさっき取引業者の方に教えてもらいました。
灯台下暗し・・・。まともに家に帰っていない証拠ですね。
明日、公民館を訪ねてみます。

支援のための取り組み (2011/05/26)

2011年06月06日 15時39分 発信
エコ・ライス新潟 豊永有

季節はずれの花粉症?で朝から鼻がグズグズしています。
今年は冷夏?でしょうか。稲の成育が今ひとつです。

さて、
昨日早朝から、宮城県名取市で、アレルギー支援ネットワークのイベントを手伝って参りました。
今回は、田植え作業から開放されたエコ・ライス新潟代表の阿部も力いっぱいに参加。
そして、アクティブな東京家政大学白藤プロジェクト第5期リーダーの高橋菜里さんと、愚息の心君も連れて行きました。

今までの透析患者支援とは違う視線で被災地を回りました。

代表の阿部は、何の補償もない「田植えの自粛」に強いショックを受けていました。
「自粛」の2文字ですが、「収入をなくして地元復興の役に立て!」という意味です。
サラリーマンなら「地元復興ために給料はなしだ!」と言う事と同じです。
でも。説明して頂いた農家の皆様がサバサバした表情で話す姿は、あきらめなのか、ポジティブなのか……正直わかりませんでした。
ただただ、一日も早い日常を、田植えを取り戻すことを願うばかりです。

明日は中野区立上鷺宮小学校、武蔵台小学校で、白藤プロジェクトの学生と一緒に5年生の児童と田植えを行います。
この総合学習のお手伝いをはじめて10数年になります。
一昨年より新潟県で農業体験をした家政大生とともに「食育の循環」として小学校での田植え、稲刈りを手伝っています。
毎年、田植え、稲刈りの前に学生が子供達にプレゼンを行います。
今回は、昨日見た名取市閖上の田んぼの様子も伝えようと思います。
食育の道を目指す高橋菜里さんが眼にした食の生産現場を伝えてほしいと思います。
心は4年生。5年生の総合学習で「米」について学びます。
今回、被災地の田んぼを見た若い2人が胸に刻み人生に生かしていくことを願います。

支援のための取り組み (2011/06/06)

昨日は越後湯沢で清清しい高原の空気を一杯に吸い込んで来ました。
久し振りに気持ちの良い一日を過ごしました。

6月は用途限定米(生産調整(減反)田んぼに作付けした醸造用、モチ用など加工原料)の国への申請月。
毎年、その申請だけでも大変なのに、今年は東日本大震災の被災田んぼの生産調整が各県の間であって数量が確定せずに、テンヤワンヤの大騒ぎです。
その用途限定米を使用する酒蔵、米菓、米粉業なども原料米の確保には目を血走らせています。
東日本大震災の大きな余波はまだまだ続きそうです。

さて、
東京家政大学白藤プロジェクト&プロジェクト88、そして、ガトウ専科は災害に負けることなく、前進していきます。
今回も越後湯沢「赤ちゃん一時避難プロジェクト」へお邪魔しました。
災害発生時に「食事制限者」「女性」「子供」が食べられるものがなかなかありません。
避難所での食生活の悪化が報道されています。
栄養士を目指す学生達が見過ごすことは出来ません。
「食のバリアフリー」の第一歩として選んだのが「米粉」の活用。
この米粉で主要アレルゲンである「小麦、乳、卵」を使用しないスイーツを作る。
その為には、実態を体験したい、お話を伺いたいとのことで、赤ちゃん一時避難プロジェクトへ。
食育の道を歩む学生にとって貴重な体験となりました。

支援のための取り組み (2011/06/20)

問合せ
エコ・ライス新潟 (豊永有)

電話:0258-66-0070
FAX:0258-66-0447
E-mail:eco-net@nekonet.ne.jp

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