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六ヶ所核燃料再処理工場の本稼動に反対します!

STOP! ROKKASHO
ポラン広場東京 PODは有機的な生産製造・流通・くらしを根底から脅かす
六ヶ所核燃料再処理工場の本稼動に反対します!

2007年05月10日
ポラン広場東京 事務局

青森県六ヶ所村に、核燃料の再処理工場が建設されています。この工場は、原発で使用済みの核燃料からウランとプルトニウムを回収して、燃料としてふたたび原発で利用するためのものと言われています。しかし、プルサーマルと呼ばれるこの計画は、原発よりさらに危険性が増すことが指摘され、反対の声が大きく、未だ実現していません。回収ウランについては、天然ウランと比べ汚染されており本格的利用計画すらありません

再処理工場は昨年 3月から試験運転が行なわれ、今年11月に本格稼動が予定されています。機器のトラブルや被曝事故が続発し、耐震構造設計ミスまで発覚しながら、試験の中断も総点検もせずに工場の操業スケジュールが優先され、運転が続けられています。
青森、岩手はポラン広場東京の主要産地です。世界三大漁場の一つと言われる三陸沿岸の海産品を始め、多くの農産品、畜産品を流通販売しています。私たちは、これからも安全で美味しい豊かな海と里と山の恵みを届け続けるため、東北地方の生産・製造者と共に「海に、空に放射能を流さないことを求める署名」に取り組みます。安全で美味しい食べ物を食べ続けたい、次の世代に残したいと願う方々の賛同をお願い致します

〔動かすな 危険!六ヶ所核燃料再処理工場〕

  1. 一日で原発一年分の放射能が!
    再処理工場が本稼動すると、一日で原発一年分の放射能が出ると言われ、排液は沖合 3km、深さ44mの放出口から、排気は150mの煙突から放出されます。海への放出には原発と違って放射能の濃度規制がありません。再処理工場を運転する日本原燃は、三陸の海の放射能放出について放出日の予告や海洋拡散状況、不都合なデータなどを公表しようとしていません。事業をつづければ、働く人を被曝させ、地域を放射能で汚染し、大事故が発生すれば地球規模の被害をもたらします
  2. 試験運転でも事故多発!
    2006年 3月の試験開始から 3ヶ月の間に11件もの機器のトラブルや被曝事故が発生しています。操業優先の日本原燃の姿勢は、「原発を止めたくない」ために多くの臨界事故や制御棒脱落事故を隠ぺいし続けてきた原発事業者とよく似ています(日本原燃の設置主体は電気事業連絡会です)。昨秋以降事故の公開が不透明になってきており、公表されていない設計ミス、トラブルがまだまだある可能性があります。
  3. 耐震構造設計ミス発覚!しかも11年間隠蔽!
    4 月18日「六ヶ所村再処理工場で設計を担当した会社が、11年前に耐震設計の計算ミスに気付きながら、隠ぺいしていた。設計上想定する大地震が起きた場合、土台部分の強度不足で装置が転倒し、使用済み燃料等を傷つける恐れがある。」と報道されました。(2007年 4 月18日読売新聞)六ヶ所核燃料再処理工場の近くには、「出土西方断層」という活断層も存在します。もしも直下型地震が起こったら…

〔署名にご協力ください〕

  • 署名用紙にご記入のうえ、店舗をご利用のお客様は、各店舗のスタッフまで、ポラン広場の宅配をご利用で専用配送車による各コース会員は回収通い箱に入れてください。宅急便による配送をご利用のお客様は添付の返信用封筒にて返送願います
  • ポラン広場東京 POD流通センターで集約し、[三陸の海を放射能から守る岩手の会] に送ります
  • 趣旨に賛同出来る方ならどなたでも署名出来ます。署名用紙が足りない場合はコピーするか、こちら からダウンロードしてご使用ください
  • 署名の受付は 2007年6月25日(月)POD流通センター到着分まで [受付は終了しました]

問合せ
NPO法人ポラン広場東京 事務局 (佐藤)

電話:0428-22-6821
E-mail:office@polano.org
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