イベント情報
オーガニック&ナチュラル ポラン広場東京の集い2017
日時 |
2017年02月18日(土) 13:00 ~ 17:00 |
場所 |
三鷹産業プラザ 7階 会議室
東京都三鷹市下連雀3-38-4 (JR中央線・総武線 三鷹駅南口より徒歩約7分) |
参加費 |
1,000円 (事前申込で無料) |
主催 |
NPO法人ポラン広場東京 |
申込み
問合せ |
下記までお名前・連絡先・人数をお知らせください
NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:桑畑)
〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11
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第一部 西村和雄さん 講演
有機農業ってなんでしょう?
なぜ農薬や化学肥料を使わないの?
どうやって農薬を使わずに病気や虫から作物を守るの?
開場とともにほぼ満席となり、ポラン広場東京代表神足(こうたり)のご挨拶より開会しました
西村さんの講演は90分。誰にでもわかりやすいように、専門用語を使わず画像も交えてお話してくださったのであっという間だったと思います
第二部 参加者との質疑応答
質疑応答が始まると、早速「先生が講演の中でお話されていた食による健康法について具体的に教えてください」と参加者から質問が。先生もレシピまで細かく答えてくださいました
また、長年自然農法を実践してきた生産者からこれまでの体験での気づきとそれに付随した質問がされたり、若い男性消費者からは「有機農業/自然農法を始めたきっかけを教えてください」など、質疑応答にも時間が少し足りなかったと思うくらい活発に質問や意見交換が行なわれました
※講演会の内容は別途、報告集ページを公開しています
西村和雄さん プロフィール
1945年、京都市生まれ。京都大学農学部修士課程修了。環境科学総合研究所、京都大学助手、同大学フィールド科学教育研究センター講師を経て、2007年退職。京都大学農学博士
著書
『おいしく育てる菜園づくりコツの科学』『有機農業コツの科学』『西村和雄の有機農業原論』(七つ森書館)など
はじめる “ディープオーガニック”
ポランは、現代農業で多用される化学肥料を有機肥料に代替した多投与資材依存型「準有機」農業を脱し、ディープオーガニック(造語です) すなわち低投与型有機農業・超低投与の自然農業に取組み、その展開をしていきます
「オーガニック&ナチュラル」という表現には「有機食品と自然食品」に留まらず、「低投与型有機農業」「もっと低投与の自然農業」への成熟を成し遂げる、という考えが込められています
What’s deep organic ?
- 有機農業は、田畑とその周辺の自然生態系に本来備わっている自然資源(土壌中の生物・土壌および有機物と地上の生物など)を有効利用することによって作物生産を可能にする農業形態です
- その目的は、田畑の生態系が自律的に機能するような栽培・管理の方策を講じて、作物自身の抵抗力を高め、薬物を使わずに病害虫から作物を防御する、持続可能な農業生産を行なうことにあります
- したがって、田畑の生態系の自律的機能を阻害あるいは攪乱するような、合成化学物質である農薬類や化学肥料は、一切使用しません
- 有機資材は、田畑とその周辺の自然生態系に由来するものを基本とし、田畑の生態系の自律的機能を高め維持するために必要な範囲で使用します (低投与型有機農業)。田畑の生態系が成熟するにつれて資材投入量はさらに少なくなります (超低投与型自然農業)
参考:『西村和雄の有機農業原論』(七ツ森書館 2015)
来場者プレゼント!
事前参加申込の方に、会場にディスプレイされた旬の有機野菜・果物をはじめ、ポランのオーガニック&ナチュラル食品・生活用品をプレゼントさせていただきました
アクセス
三鷹産業プラザ JR中央線・総武線 三鷹駅南口より徒歩約7分
中央通り3つ目(三鷹産業プラザ東)の信号を右折
ポランとは
1984年に発足した「オーガニック」専門流通販売組織
そして そこから誕生したNPOポラン広場東京
ふたつが有機的生産のために共働する ネットワーキング事業の総称です
あなたの参加が、「オーガニック&ナチュラル」を基にした生産・製造・流通・販売・消費・生活のネットワーキングをより豊かにします