地球のことを考えて行動する日、アースデイ。アースデイ東京2011は、「ふんばれ日本 かわらなきゃ未来」をテーマに開催されました。ポラン広場東京は、有機野菜・果物をはじめ、オーガニック食品から生活雑貨まで、全国の生産・製造者が集ま る直売市「ファーマーズガーデン"春"」を企画・参加。東日本大震災・義援金募集や、上関原発を建てさせない祝島島民の会による「祝島自然エネルギー 100%プロジェクト」支援にも取り組みました

事務局ブースでは、産地応援をテーマに、さつま芋、ごぼう、長ねぎ、リーフレタス、ルッコラ、ハーブ苗など、茨城産の有機野菜を数多くとりそろえました。「茨城県出身です。現地のことはよく知っています」と言われる方や、「応援してますよ！」と声をかけてくださる方が、たくさんいらっしゃいました。果物は、青森産の訳ありりんごを用意しました。気候の影響でツル割れや傷があるものなどですが、美味しさはそのままです。その場でまるかじりされる方はもちろん、10kg箱をそののまま持ち帰られた方もいらっしゃいました

山口県上関町の原発建設計画中止を求める活動を続けている祝島びわ産直グループからは、特産の【祝島びわ茶】を提供いただきました。売上は、東日本大震災・義援金および、自然エネルギーで自立する島を目指す「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」に全額寄付されます
ブースで説明を読まれて賛同された方や、上関原発計画に向き合う祝島の人々を描いた映画「ミツバチの羽音と地球の回転」をご覧になった方、「知っています。ずっと気になっていました」とおっしゃる方など、多くの方々にご協力をいただきました

また、今年は森林保全の重要性について認識を広める国際森林年です。アースデイ東京2011実行委員長のC.W.二コルさんが監修するフォレストキッチンでは、食べることで森林の保護につながる、珍しい鹿肉を使ったメニューが登場し注目を集めました。鹿肉のロース丼、キーマカレー、ハンバーガーの材料、調味料など、ほとんどがポラン広場東京の生産製造者が作ったものが使われま した。こちらも生産製造者の応援につながっています