イベント情報
要ファームの自然学校・秋編“稲刈り収穫祭”
日時 | 2010年09月19日(日) 10:30~15:00(10:00受付開始) 雨天決行 |
場所 | POD要ファーム (現地集合・現地解散) 茨城県行方(なめがた)市行戸(ゆくど)377-6 |
交通案内 | [自家用車] 常磐自動車道土浦北ICから約40分 東関東自動車道潮来ICから約40分 [ツアーバス] *定員になり次第締め切ります ・往路 JR立川駅(07:00発)~JR新宿駅(08:00発)~要ファーム(10:30頃着) ・復路 要ファーム(15:00頃発)~JR新宿駅(17:30頃着)~JR立川駅(18:30頃着) <集合場所> JR立川駅北口 高島屋百貨店正面玄関前 07:00出発(10分前までに集合) JR新宿駅西口 スバルビル(JTB新宿西口支店前) 08:00出発(10分前までに集合) *新宿は地上集合です。地下のバスターミナルではありませんのでご注意ください POD要ファーム交通案内(pdf) |
参加費 | 1,000円 (中学生以下500円・未就学児無料)(すべて昼食代・保険料含む) |
バス参加費 | 3,000円 (中学生以下2,500円・未就学児\2,000)(すべて昼食代・保険料含む) *ツアーバスは定員になり次第締め切ります |
服装 | 動きやすい服装と汚れてもよい靴(稲刈り作業には長袖が適しています)、日差しが強い場合は帽子など |
持ち物 | 昼食用食器(皿、カップ)、箸、セルフ方式なのでトレー(お盆)があると便利です。水筒、着替え(作業で汚れる場合があります)、タオル、軍手。必要に応じて敷物(レジャーシート)、日焼け止めなど |
申込み | どなたでも参加できます。下記のポラン広場東京事務局にご連絡ください *イベント保険に加入しますので参加者全員のお名前、住所、電話番号、年齢をお知らせください |
問合せ | NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:桑畑) 〒198-0052 東京都青梅市長淵 4-393-11 0428-22-6821 (受付時間平日09:00~17:00)
0428-78-3739
office@polano.org |
実りの秋、5月にみんなで田植えをした消費者体験田も、いよいよ収穫の時季を迎えました
今年も、鎌を使って一株一株手で稲を刈り取り、稲架(はざ)掛けを行いました。収穫後には、要ファームの野菜をたっぷり使ったおいしいごはんを食べながら、生産者を囲んでの交流会、さつま芋掘りとまだ残暑の残る要ファームで一日を過ごしました
体験田で収穫したお米を食べよう!
今回の稲刈りで収穫する体験米の予約注文を、当日受付けいたします。稲刈り後、1週間から10日前後にお届けできる予定です
(天候により遅れる場合があります)
田植え~稲刈りと農作業に携わった有機米を味わいましょう
受付・開会 10:40~
晴れ渡った青空の下で、稲刈り収穫祭の開催となりました。秋とはいえまだ暑さが感じられますが、参加者の皆さんは元気いっぱい。まず、POD要ファーム代表の磯山さんの挨拶です
「今年の夏は厳しい暑さが続きました。農家にとっては過酷な夏でしたが、田んぼにとっては良かったと思います。稲が頭を垂れて、収穫を待っています。」
「昔は、稲わらを柔らかくしてより上げた縄で、刈った稲を結わえていました。私が小さい頃は、農家の冬の間の夜なべ仕事として、親から教わったものです。みんなで作ろうと考えたんですが、1400~1500本必要で、作るだけで1日かかってしまうので、麻縄を使って縛ることにしました。」
「今回は、稲を掛ける稲架(はざ)を一緒に作ります。やってみたいと思われる方はぜひ体験してみてください。今日1日怪我のないようによろしくお願いします。」
4つの班に分かれて、早速体験田に移動します
稲刈り・稲架掛け 11:00~
田んぼに到着すると、生産者と手伝いに来てくれた4名の学生のみなさんが、作業がしやすいよう一部稲を刈って準備をしてくれていました
班ごとに、稲の刈り方、結束、稲架掛けのやり方を教えてもらって、稲刈りをスタート。子どもたちも、お父さん、お母さんに見守られながら鎌を使います
さすがに生産者のように手際良くはいきませんが、徐々に慣れてくると、「ザクッ、ザクッ」という軽快な音とともに、リズム良く稲が刈れるようになってきます。刈った稲の束を縄で縛り、稲架掛けを行います。今回は稲架作りも行いました。今ではほとんど行われていない昔ながらの稲架組みを行うのは、とても貴重な体験だったのではないでしょうか
田んぼには、カマキリやバッタもたくさんいました。子どもたちにとっては、田んぼの生き物と接する良い機会になりました
田んぼの稲を全部刈り取り、稲架掛けが終わったら落穂拾いです。1列に並んで、刈った稲から落ちた穂を拾います。思ったよりたくさん落ちていました。これも一緒にお米にします
すべての作業が終了したところで記念撮影です。20アールの消費者体験田の稲刈りを、2時間半かけてみんなでやり遂げました
昼食・交流会 13:30~
稲を刈って、きれいに稲架掛けをした田んぼを見ながら、お昼ご飯です。生産者の女性陣手作りの有機野菜をたっぷり使った料理がたくさん並んでいます
昼食作りをしてくれた中の一人、松崎陽子さんから、「今日は、秋のカレーということで、じゃが芋、南瓜、人参、玉ねぎを使いました。南瓜が入っているので、甘みがあってマイルドな味になっています。いっぱい作りましたので、たくさん食べてください。」「足付なめこと豆腐の味噌汁には、ゆずを入れました。香りも味も良いので、ご家庭でも試してみてください。お漬物は瓜と、なすを漬け返したものを用意しました。私たちは、野菜がいっぱいとれると、古漬けにして、それを塩出ししていろんな味を付けます。今日は、生姜醤油で和えてみました。」と説明がありました
- 秋のカレー
- 足付なめこと豆腐の味噌汁
- 瓜となすの漬物
- ゴーヤチャンプルー
- 椎茸と油揚げの煮浸し
- 旬の野菜サラダ
- 梨 など
さつま芋収穫 14:30~
お昼ご飯をお腹いっぱい食べたら、さつま芋堀です。さつま芋は、「紅あずま」という品種で、焼き芋はもちろん、農家のみなさんは、お米と一緒に炊きこんだりもします。甘みが強く、とても美味しく食べられるそうです
子どもたちは土を掘るのに夢中。細長いものから、顔の大きさ位あるものまで、たくさんさつま芋を収穫しました
閉会 15:00~
今日刈った稲は、1週間程天日干しにして、乾燥、脱穀、精米の後お届けします。田植えや草取り、稲刈りと、自分たちが育てたお米を食べるのは、格別のことと思います
来年の自然学校にも、ぜひご参加ください。お待ちしています!
イベント体験記
田植えから参加して、いよいよ稲刈り。毎日、世話をしているわけではありませんが自分で植えた稲を収穫できるのは楽しみでした。早速、田んぼに入って、生産者の方に刈り方を教わりました。
実際に刈ってみると、一度にたくさんの稲藁をもてず、もてる範囲で何回かに分けて刈りました。
生産者の方をみていると、早いのはいうまでもありませんが、リズムみたいなものがあるように感じました。 せっせと刈りましたが、なかなか終わらず、最後はバテバテでした。
はじめはあまり感じませんでしたが、途中から暑さもあって、喉が渇き、一人ではとても時間がかかるだろうなと思いました。
機械を使って、作業は効率化されているのでしょうが、お米のできるまではやはり手間と時間がかかっているのだなと実感しました。
(東京都・KN)
バケツたんぼも収穫しました
田植えのときにいただいた苗を初めて育てました。最初はほんの少しだからと小さなバケツにもらってきた土の分くらいだけで植えたのですが、あっという間に元気に育ち小さなバケツでは手狭になり、米どころ出身の近所のお年寄りに教えてもらった発泡スチロールの箱に住み替えました。「箱の上のほうに小さな水抜き穴をあけ、なみなみと水をやっては穴から漏らして中の水を動かすといいよ」とアドバイスされ猛暑の中、時には乾いてしまうのではと思うほど水の減りでも稲は頑張ってくれました。花が咲き、実がつき始めた頃はそれはみごとだったのですが…
良いデキだっただけに雀に狙われてしまいました(涙)。朝早くからやってきてはチュンチュン。慌てて出て行くとすでに電線の上…という日が続き、アドバイスいただいた方が見かねて"かすみ網"をかけてくれたのですがほとんど食べられてしまいました(泣)
ま、デキが良かった証拠でもあるので雀の襲来も広い心で「おすそ分け」したと思うことにしました。
(東京都・WM)
POD要ファーム交通案内
常磐自動車道・土浦北ICから約40分 《IC~要ファーム:約30km》 交通案内 (.pdf)
- 土浦北インター降りて、国道6号を水戸方面へ約2km北上。中貫工業団地入口の信号を右折(霞ケ浦大橋方面の標識あり)、約6km直進
- JR常磐線陸橋、土浦湖北高校をすぎて国道354号との交差点(霞ケ浦大橋方面の標識あり)を左折霞ケ浦大橋方面へ(大橋まで約10km)
- 大橋を越えて、国道355号との交差点通過、鉾田市方面へ約4km直進
- セブンイレブン(玉造緑ヶ丘店)の十字路を右折、主要地方道50号(水戸神栖線)を神栖方面へ
- 約3km直進、<POD要ファーム>の看板を左折し800mで到着
東関東自動車道・潮来ICから約40分 《IC~要ファーム:約25km》 交通案内 (.pdf)
- 潮来IC降りて、主要地方道50号(水戸神栖線)を水戸方面へ約20km直進
- 一丁窪、小高、井上藤井の信号を通過し、<POD要ファーム>の看板を右折し800mで到着